【水天宮】食べログ寿司部門全国1位、究極の江戸前握り「日本橋蛎殻町 すぎた」

【水天宮】食べログ寿司部門全国1位、究極の江戸前握り「日本橋蛎殻町 すぎた」

 

日本橋蛎殻町 すぎた

(nihonbashi kakigaracho sugita)

老舗グルメ店が軒を連ねる、味のある街、水天宮前。ここに、1年先まで予約が埋まっていると噂されるほど予約困難な寿司屋がある。食べログ点数4.83。寿司部門全国1位の超名店「日本橋蛎殻町すぎた」だ。大将の杉田さんの心が詰まった、大胆かつ繊細な究極の江戸前寿司の数々を堪能できる名店中の名店である。

 

【アクセス】

水天宮前駅から徒歩3分

 

【コース】

おまかせコース2.3万円

 

【このお店のスペシャリテ】

・あん肝の醤油煮付け、牡蠣の味噌漬け、日本酒

牡蠣のミネラルを感じながらも、酒蒸しの酒感、味噌の濃い味が口の中に満たされる強い味。あん肝はこれはもう反則級のやつ。このお店の定番つまみ。濃い味と、甘口のねっとりした日本酒との組み合わせが最高。

 

・シメサバ、ガリ、大葉の海苔巻き

脂の乗った鯖、そして甘めのガリ、そして芽ネギの関係性が最良。脂の甘みを凄まじく感じられる。寿司屋でも取り合いになるくらいの御殿場産のわさびも辛くなくたっぷりと。握りへの扉を開くおつまみのアンカーだ。わさびは伊豆産が普通らしいが、良い寿司屋は取り合いでもこの御殿場産を使いたいとのこと。そして粘り気のあるわさびが、良いわさびの証拠。昔は粘り気を出すために山芋を入れていたくらいという逸話も聞かせてもらった。さあ、いよいよ握り。すぎた劇場はここからが本番!

 

・コハダ

うちの寿司は江戸前!と言わんばかりのまずは江戸前寿司の代表格コハダからスタート。コハダからはじまるのはかなり珍しいが、これがすぎたの特徴であり大将のこだわり。酸味が強めの締め方で、口の中をさっぱり締めてくれる。ここから怒涛の究極の握りが続く。

 

・かつお

トロッとした脂のノリ、そして鉄分感のある健康的な酸味。ネタとシャリの間に隠れた玉ねぎがアクセントで胃袋へ刺激が。まるでマグロの中とろと勘違いしてしまうくらい、イキの良い、まさに旬のネタ。

 

・子持ちヤリイカ

塩茹で、そして低温で炊いたという子持ちのイカの握り。なんとも珍しい一品。これは初体験。噛んだ瞬間サクッ、スーッという柔らかく優しい、包容力のある初体験の食感。ゆずの風味。ほどよい甘みとねっとり感。これはここでしか食べられないスペシャリテ。

 

・車海老

車海老史上ナンバーワンの車海老握り。度肝を抜かれた。肉厚すぎる身の茹で加減が最高のレア、大将の技術が半端ない。噛めば噛むほど広がるエビの風味、肉厚な身と茹で加減が本当に史上最高の車海老だと確信させられる最高の逸品。口に入れた瞬間に、パーフェクト!と叫んでしまう逸品。

 

・金目鯛の炙り

ふわっとした、スーッと入ってくる甘い脂、そして皮目の香ばしさ、そしてなによりもちょんと乗ったからしがアクセントになった芸術的完成度の高い握り。ふわーっと宙に浮いているような感覚になる。

 

・ムラサキウニ

ウニのひんやりとした感覚を味わっている瞬間にいつのまにか消えてしまう。スーッと消えゆく、切なさ。まるで儚くも散りゆく桜のような、刹那的な握りだ。

 

・シャリ玉

噛めば噛むほど酸味が広がっていく江戸前王道の赤シャリといった印象。シャリだけでも楽しめてしまうのはすごい。

 

 

【まとめ】

肉厚にカットされたネタ、大きめのシャリ。「美味い握りを食べた、という幸福感を味わってほしい」という大将の心意気が詰まった芸術的な寿司ラインナップ。気持ちの良い接客も含めて、「また来たい」という気持ちが自然と芽生える。東京を代表する名店中の名店である。

 

 

【食べログ】

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13018162/top_amp/

 

 

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