【銀座】ハイコスパで穴場!3種のシャリで楽しむ工夫を凝らした江戸前寿司「鮨 きよし」
鮨 きよし
(sushi kiyoshi)
一流寿司屋の最激戦区、銀座。元祖・一流の寿司屋「久兵衛」で長年経験を積んだ49歳の酒井大将が使い分けるシャリはなんと3種類。久兵衛で培ったスピード感ある仕事ぶりを見ながら、工夫を凝らした江戸前寿司をいただく。
【アクセス】
銀座駅から徒歩3分
【コース】
おまかせ昼:10000円
【このお店のスペシャリテ】
・ししゃもの南蛮漬け
北海道。
・落花生
千葉。
・3種のシャリ玉
シャリは3種類で白、赤、ロゼ。まずは3種のシャリ玉を用意していただく心意気に感謝。米も3種使い分け。白が1番塩味がありキリッとしている。赤シャリは赤酢特有の奥深さ。ロゼは米の甘みをダイレクトに感じられる。面白いな。
・真鯛
愛媛。コリっとした皮目とプリッモチッの食感はしあわせの食感。いいスタートだ。
・アラ
佐渡島。柚子胡椒を潜めてかなりピリリとスパイシーに。口内が刺激的であつくなる。
・ブリ
北海道余市。カラシを入れて。しっとりとした柔らかな丸みある味に母性を感じる。思わず甘えたくなってしまう女性的なネタ。
・エンガワ
青森のヒラメのエンガワ。白シャリの塩味、米のうまみ、それとエンガワの食感と脂のマッチ度が高い。面白いネタがここで出てきた。その意外性に興奮。
・ウニの茶碗蒸し
・ハガシ
ここで赤シャリにチェンジ。青森県大間のマグロ。舌のような見た目そして味。
・カツオ
鹿児島。かなりさっぱり目でワイルド系というよりはしっとりと上品系。
・漬け
食べやすい味わい。漬けすぎず、ほんのりと醤油が香る。誰が食べても美味いと感じる食べやすいネタだ。
・コンソメ車エビ
出ました鮨きよしのスペシャリテ。エビの出汁汁にしばらく漬けることで、エビにエビの魂を纏わせた最強エビ。一度噛むとブシャーっと出てくる濃いめのエビジュースがかなり特徴的で、みずみずしすぎるほどの車エビ。このエビジュースを体験するだけでも来る価値がある。
・バフンウニ
海苔のパリッと感がステキな逸品。目をつぶるとそこはもう、大海が広がっている。ミネラルを感じる逸品。
・アオリイカ
山口県。白シャリとのマッチ度が高い。コリっとからのネットリ食感。これぞイカという味わい。
・金目鯛の昆布締め
下田のキンメ。これはロゼシャリでいただく。
・シメサバ
千葉県。赤シャリと柚子胡椒のダブルパンチ。ほんのりとピリッとくる刺激がいやらしい。なかなか食べたことのないシメサバに完成されていて面白い。
・数の子
こちらも面白いネタが登場。口の中いっぱいにプチプチコリコリが続くネタ。顎が鍛えられる。
・子持ちシャコ
岡山。じんわりと渋めの味わい。子持ちなので噛むとプチプチした食感が見え隠れする。渋いネタ。
・アナゴ
かなり大ぶりの握りを2分割で塩タレをどちらも。ありがたい。頬張れる幸せに感謝。個人的にはタレの方が好き。
・コハダ
追加。つるんとした食感が面白い。赤酢で締めて寝かせている。赤シャリに合わせている。熟成感を強く感じる個性的なネタ。
・クリームブリュレ
締めのデザートが出てくるのも嬉しい。手作りのクリームブリュレが出てくるとは驚きだった。最後まで飽きさせない工夫に惚れました。
【まとめ】
つまみ3品、握り15カンに巻物1本でデザートもついて1万円、しかもサービス料はなし。しかも工夫を凝らした逸品が多く食べていて面白いので大満足だった。
銀座の寿司屋らしからぬ、広々とした美しい空間で楽しめる、ちょっぴりひねった江戸前寿司を昼からこのコスパで楽しめるとなると、若者も行きやすい。49歳の酒井大将との距離感もちょうど良いので、とても居心地が良い。
今のうちは比較的予約も取りやすく、なによりも昼から夜まで通し営業をしているという営業努力に脱帽。これはどんどん人気になっていくこと間違いなし。今のうちに訪問しておきたい名店だ。
【食べログ】
https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13233807/top_amp/