【小倉】レジェンド大将の兄が握る、やっぱり凄かった怒涛の九州前20カン「天寿し」

【小倉】レジェンド大将の兄が握る、やっぱり凄かった怒涛の九州前20カン「天寿し」

 

天寿し (tenzushi)

魚のレベルが高く、名店揃いの北九州、小倉。伝説のレジェンド店「天寿し」と全く同じ名前、看板の店がある。実はレジェンド店は「天寿し 京町店」。今回訪問するのは「天寿し 魚町店」。実は、兄弟それぞれが大将をやっているのである。今回はお兄さんのお店へ。小倉の商店街の一角に、さりげなく、でもどこか厳格に佇む店構え。8席のカウンターで、大将の天野さんによる、握りのみのおまかせコースをいただく。

 

 

【アクセス】

小倉駅から徒歩10分

 

 

【コース】

おまかせ:1.5万円程度

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・のれそれ

いきなり軍艦から幕を開けた天寿し劇場。のれそれを軍艦で食べるのは初めて。うまっ!ぬるっと感最高。衝撃が走った。

 

・漬け

 

・ヒラメ

ギュインギュインの歯ごたえにびっくり。

 

・トロ

美味い。とろける。大トロなのに、めちゃ美味い。さすがすぎる腕前。

 

・ウニ

 

・白魚

 

・車エビ

天寿しの名物のひとつ。プリっ、コリっ、グニュとしたなんとも言えない食感に悶絶。ネタが踊るように、生きているように感じる芸術の品。

 

・サワラ

 

・サザエ

すごい健康的な食感。

 

・赤貝

軽く炙っているのがポイント。甘みが出る。フルーティな香りとムニッとしたドリブルのような食感。

 

・のどぐろ

唸る。ダイレクトに美味い。炙りの焦げ目まで美味い。

 

・アジ

美味い。お兄さんはかぼすではなくレモンを使う。爽やかすぎる爽快感あるネタ。

 

・フグの白子

 

・タイラギ

 

・アナゴ

 

・芽ネギ

愛知安藤農園の芽ネギ。繊細な味でネギっぽさがない。瑞々しく青いネタ。

 

・トビウオ卵ととミョウガの手巻き

これまたサプライズ。ぷちぷちとシャキシャキの反復横跳び状態。口が汗をかいている。

 

・シャリ玉

米酢。シャリは柔らかめ。昔ながらという感じ。

 

・アカイカ

追加。関東での呼び名は白いか。天寿しといったらやはりコレ。京町店と異なりシンプルにゴマだけ。噛んだ瞬間に衝撃が走る。歯ごたえ、甘み、余韻、パーフェクト。

 

・エンガワ

追加。口に入れた時の衝撃たるやいなや。肉厚。エアバックの上でトランポリンをしているかのようなジャンピングな食感。噛むほどに海の広大さに想いを馳せてしまうような偉大な逸品。このエンガワは天寿しならでは。

 

 

【まとめ】

さすが天寿し。その実力をこれでもかと体感。店の雰囲気や設計は弟さんの京町店と、一緒。だがネタはお兄さんの方が「町の寿司屋」という感じで親しみやすい。大将の天野さんも70歳になるがとても物腰が柔らかく、温かい接客をしてくれるのがとてもありがたい。

すぐ近くの旦過市場から仕入れる九州産の新鮮なネタの数々を楽しめるのはやはり地方の寿司屋ならでは。「ただいま」とまた帰って来たくなるような、いつまでも続いて欲しい地方の名店だ。

 

 

【食べログ】

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40000409/top_amp/

 

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