【札幌】ジョーク連発のオモシロ大将が目指す、エロくて美味い寿司「すし丸」
すし丸 (sushimaru)
札幌の繁華街、すすきのの路地を入ったビルの地下1階、こだわりを持って寿司を握る大将がいる。店名は「すし丸」。2代目大将の丸岡さんがジョークを交えながら気楽な空気感で握ってくれる、工夫を凝らした寿司達を堪能する。
【アクセス】
すすきの駅から徒歩5分
【コース】
おまかせ:握り15貫 1万円
【このお店のスペシャリテ】
・ボタンエビの握り&小丼
一匹のボタンエビを2通りの食べ方で。どちらもすだちが効いている。爽やかに、かつ濃厚に甘い。
これぞ北海道の中軸を担うパワーヒッター、ボタンエビ。その存在を再確認できる。
・陸奥の赤貝
キラキラと光る花びらのような美しさ。歯ごたえのドリブルが止まらない。ムチムチコリコリ、そしてフルーティな香りに唸る。
・ほっき貝のそばだし漬け
美味い。そばだしで漬けるという新しい仕立て。北海道らしいネタに工夫を凝らした大将イチオシの握り。
・ヤリイカ がごめ昆布と玉ねぎの白醤油
がごめ昆布のとろみと玉ねぎの甘みを白醤油で食べるという工夫を楽しむイカの握り。ねっとり、艶やかな美しき寿司。
・ウニのチョモランマ
「バカな寿司」がここで登場。赤シャリに2段重ねでウニをこんもり乗せて、パリパリの海苔を巻いて。原価を度外視。美味しければいい!という大将の気前の良さに尊敬の念が湧いてしまう逸品。
・すし丸のかっぱ巻き
赤しそで巻いたかっぱ巻き。渋くてツウ。わさびが鼻にくる、そしてしそのさっぱりとした酸味が後から来て、口の中を浄化してくれる。
・シャリ玉 食べ比べ
ネタによって使い分けている2種類のシャリのみを食べ比べてみる。右側の白い方は万能系、永遠に食べられる。一方左側の赤シャリは個性的。単体で食べると酸味と塩気がかなり強い。単体で食べるとかなり塩辛いのに、マグロなどのネタと合わせると全く気にならない。これがシャリの面白さなのである。
【まとめ】
大将の丸岡さんは、自虐的なしゃべくりをするのが特徴。ツッコミどころが満載のジョークが面白い。もちろん、寿司への情熱は熱い。赤と白の2種類のシャリを各ネタに合わせて提供するスタイル。蕎麦出汁の漬けや、がごめ昆布の白醤油なども食べていて新鮮な味わいだ。大将曰く、「気楽な高級店」を目指しているとのこと。気軽に訪れたいすすきのの寿司屋だ。
【食べログ】
https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1002939/top_amp/