【札幌】握り、つまみ、握りの構成で繰り出される北海道ネタのオンパレードに舌鼓「鮨 わたなべ」

【札幌】握り、つまみ、握りの構成で繰り出される北海道ネタのオンパレードに舌鼓「鮨 わたなべ」

 

鮨 わたなべ (sushi watanabe)

札幌、すすきの。全国でも有数の歓楽街の一角に佇む飲食ビルの4階に暖簾をかける「鮨 わたなべ」。東京、恵比寿の「松栄」で修行を重ねた47歳の大将、渡部さんが、地物ネタで勝負するおまかせコースをいただく。

 

 

【アクセス】

すすきの駅から徒歩5分

 

 

【コース】

おまかせ1.6万円

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・ウェルカムミルク

面白い。渡部大将出身の中標津では、乾杯ドリンクに牛乳を飲むのが慣習となっており、それを再現。結婚式でも乾杯は牛乳らしい。

 

・豆腐

おからを出さないハードめな豆腐。食感を楽しめる。大豆の甘さを存分に感じられる。

 

・野付ホタテ

ホタテといえばやっぱり野付。ぶりんぶりんの肉厚な身でホタテをまるごと口いっぱい頬張れる幸せたるや。

 

・コハダ

しっとり。濃厚。旨みがしっかり。

 

・ボタンエビ

ベスト。少し寝かせて漬け。歯を入れた瞬間のサクっという感覚とそこからじんわりと広がるねっとり感。これぞ北海道の寿司。

 

・サクラマス

ねっとり、じんわり。熟成で脂が回っている。豊満な肉感に包まれる。美味い。

 

・ホタテしんじょう

お椀がここで登場。美味い。安心感ある。

 

・アブラボウズ

焼物。白飯が欲しくなってしまう。

 

・蝦夷アワビ

わたなべのスペシャリテ。ムチムチグニュッとした弾力性は蒸し鮑ならでは。後半は肝ソースにシャリを入れ、さらに鮑スープをかけてお茶漬け風に。何度も楽しめる工夫に拍手。

 

・ヤナギダコの冷菜

アスパラ、たけのこ、菜の花が最高。さっぱり、キリッと美味い。

 

・毛ガニとウニの混ぜごはん

これまた贅沢な逸品。ぐちゃぐちゃにかき混ぜて。甘みが一気に広がる。

 

・茶碗蒸し

蓋を開けるとそこには緑色が。菜の花とナッツの餡で食べる具沢山の茶碗蒸し。目でも楽しめる演出に思わず笑顔になる。

 

・カラスミとトマト

自家製カラスミは絶妙な塩加減が素晴らしい。そして付け合わせのトマトの衝撃たるや。爽やかに広がるフルーツ感たっぷりの甘みに衝撃が走る。

 

・鉄火いくら巻き

マグロといくら、というかなり稀有な組み合わせに驚いた。食べ応え十分、塩気のある手巻きでおまかせコースがフィニッシュ。

 

・シャリ玉

ゆめぴりかと古米のブレンド。酢は京都飯尾醸造の与平。口に入れた瞬間に感じる柔らかさが印象的。キツい感じはなく、単体でも食べられる。

 

 

【まとめ】

握り、つまみ、握り、という構成が面白い。修行時代の料理長経験で培った和食割烹のようなおつまみの数々がレベル高く、印象に残った。北海道ネタにこだわった握りの数々も抜群き美味く、わざわざ訪問する価値を抱かずにはいられない。渡部大将の人柄もステキで、また足を運びたくなる名店だ。

 

 

【食べログ】

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1058129/top_amp/

 

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