【水天宮】芸術的で美しい、こだわりの赤シャリで食べる若き江戸前寿司の名店「高柿の鮨」

【水天宮】芸術的で美しい、こだわりの赤シャリで食べる若き江戸前寿司の名店「高柿の鮨」

 

高柿の鮨

(takagaki no sushi)

食べログ寿司部門全国1位「日本橋蛎殻町すぎた」が君臨する水天宮前。駅から数分歩いたかなり細い路地裏。辿りつきにくい場所に、暖簾がかかった渋い外観の寿司屋「高柿の鮨」がある。名店「新ばし しみづ」出身で元漁師の高柿大将はまだ32歳。2018年にオープン。寿司マニアの間ではパンチある赤シャリが話題沸騰中の王道江戸前寿司をいただく。

 

 

【アクセス】

水天宮前駅から徒歩3分

 

 

【コース】

おまかせ昼:10000円

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・ホシガレイ

まずは定石の白身。ホシガレイからのスタート。期待を胸に口に入れるとなんとギュインギュイン系の分厚い食感。寝かせ系かと思いきやのサプライズ。そして酸強めのシャリが白身と合う。

 

・アオリイカ

口に入れた瞬間の肉厚感に驚く。しかし歯を入れるとまったりと溶けて馴染んでいくような食べやすさ。はじめの2カンでいきなり心を掴まれた。

 

・トロ

存在感抜群。赤シャリとの相性抜群。いきなり4番バッター登場。間違いなく美味い。

 

・コハダ

トロからのコハダという定石の流れ。酸が強めでこれぞ江戸前という感じ。美しい味がする。

 

・トリ貝

まさか5月下旬にトリ貝を食べられるとは幸運。これだけで来た甲斐がある。口に入れた瞬間に感じるクッション性に思わず絶頂。個人的には酸が強めの赤シャリにもマッチしていると感じた。

 

・アワビ

まさか蒸しアワビの握りが出るとは思っていなかったのでこれまた驚き。プロの技で薄切りにカットされたムチムチのアワビを赤シャリと合わせる。贅沢な極上時間。口に近づけた瞬間から香るバターのような芳醇な香りと食感を味わえる極上の握りだ。

 

・イサキ

イケメンオシャレ系フォルム。皮目部分の力強い歯ごたえと、噛むほどにじゅわーっと滲み出るほのかな脂がシャリとマッチする。

 

・金目鯛

反則級。エロティックで妖艶な姿に思わず惚れてしまう。まったりとした脂とシャリの粘りが相まって昇天してしまいそうになる悶絶必至の逸品。

 

・アジ

これまで食べたアジ史上、最高にカッコいいフォルムに興奮。シャープで存在感のあるイケメンフォルム。こいつに出会えただけでも来てよかったと思える。そして肉厚すぎる食感。イケメンマッチョのような寿司だ。

 

・煮ハマグリ

江戸前寿司の隠れた王道ネタ、煮ハマグリ。じわじわと口内に溢れ出るハマグリのウマミが歯茎にまで浸透していく。やるときはやる、百戦錬磨のオヤジさんという感じだろうか。

 

・車エビ

江戸前らしく、しっかり茹でたタイプの車エビ。細身の車エビに、これまでよりも小さめに握ったシャリを合わせて。味噌の苦味も含めて、シンプルに美味い。

 

・玉子

珍しいフォルム。完全に和のスイーツ。黒糖をミックスし、中はスイートポテトのような食感。温かいお茶にマッチする。

 

・かんぴょう巻

江戸前の王道の締めはやはりかんぴょう巻。海苔、シャリ、かんぴょう。シンプルで美味い三位一体を味わえる。

 

・シャリ玉

高柿の代名詞ともいえる赤シャリ。茶飯のような色が印象的。米は柔らかめでかなり粘り気があるが、思ったよりは酸っぱすぎず。ネタに合うためのシャリだ。

 

 

【まとめ】

「美味い」寿司屋。厚めにカット、大きめのシャリは食べ応えがあり「寿司を食べた」という余韻が残る。パンチある赤シャリが特徴的と言われているが、それだけでなくケチらず大きく厚くカットされたネタも印象的。2018年にオープンし早くもミシュラン1つ星を獲得するなど、とどまることを知らない次世代の名店。32歳の大将とともに、自分自身も成長していきたいと思える、そんな寿司屋だ。

 

 

【食べログ】

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13231297/top_amp/

 

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