【福岡】天ぷら職人が握る寿司も堪能！九州を代表する天ぷらの名店「天ぷら たけうち」
天ぷら たけうち
(tempura takeuchi)
【アクセス】
博多南駅からタクシーで10分
【おまかせ】
8000円
【いただいたもの】
・揚げナスとワタリガニのジュレ
・ヒラメ
朝どれの2.8kgの大きなヒラメ。ぷりっぷりの食感。塩で。
・あかむつの昆布締めとヤリイカの糸切り
寿司のようやフォルムを一口で。この組み合わせは初めて。ねっとり甘く溶ける味わいはこのコンビならでは。やられた逸品。
・シマアジの握り
天ぷらなのに寿司の握りが出てくるから面白い。天然のシマアジ。サウスポーの大将が握る寿司を手渡しで。シャリは赤酢と米酢のブランドで柔らかめ。シマアジはやはりシャリとの馴染みが良いネタだ。
・牡蠣とムール貝のオイル漬けとカラスミ
広島のムール貝と岡山の牡蠣はオイル漬け。ソフト目で半熟なカラスミはちょびちょび食べても酒がかなり進む。牡蠣は小ぶりだが旨みが強い。
・ヤイトガツオの藁焼き
長崎のヤイトガツオ。グラデーションがかなり綺麗。分厚いカットで皮目側と腹側の食べ比べをすることができる。かなり色気ある脂が香り、酒が進む。
・中トロの握り
青森の八戸の100kgのマグロ。グラデーションが美しい中トロを握りで。赤シャリとの相性が良く、ほろけていく。
・いくらと白子の茶碗蒸し
天ぷらの前に贅沢な茶碗蒸しを。シャバシャバ系の茶碗蒸し。
・車海老と海苔、銀杏
ここからは天ぷら。天草の海苔に車海老の足、そして銀杏。銀杏はクセがなくオトナの味わい。海苔の香りと海老の甲殻類の香りがコラボしてうまみが引き上がる。マニアックな天ぷらからのスタートに期待が高まる。
・車海老
王道の天ぷら。薄手のしゅわっとする衣を身に纏った車海老はレア。しなやかでジューシーに甘い。間違いない美味さだ。
・キス
これまた王道。ふっかふかの高級ベッドのような優しくほろほろな食感。美味いなぁ。
・れんこん
有名な佐賀の白石れんこん。シャッキシャキの食感と噛むほどに感じる繊維質と甘さが襲ってくる。塩で食べることで余計に甘く感じる。野菜天、うますぎる。
・太刀魚
有明の太刀魚。キスの時のようにふわっとしゅわっとした淡い食感がたまらなく可愛い。思わず塩で丁寧に食べたくなる美味さ。ナチュラルな美味さ。
・原木椎茸とホタテ
糸島の朝どれの原木椎茸はかなり筋肉質な食感で噛むほどにエキスが滲み出てくる。そこに加わるホタテのナチュラルな旨み。間違いないやつ。
・牡蠣
岩手県大船渡の大ぶりの牡蠣。旨みが強く、天麩羅なのにこんなに瑞々しくジューシーか食感に仕上がるのが不思議でならない。
・甘鯛
ミディアムレアに仕上げられた甘鯛の天ぷら。鱗が立ってパリッパリ食感が甘鯛らしくたまらない。うますぎる。
・スナップエンドウ
朝どれの糸島のスナップ。シャキッとした食感と甘さが引き立つ。地味だが個人的には大好きな味。おかわりしたいくらい。
・アナゴ
天ぷらも寿司と同じく、締めは王道のアナゴ。あっつあつのホクホクほわほわな食感は揚げたてのアナゴ天ぷらならでは。幸せ。
・天丼
締めは天丼か天茶を選べるスタイル。ガッツリ食べたかったので天丼を大盛りでいただく。様々な具材と食感を楽しめる、ツユが沁みた食感のかき揚げとタレが沁みた白米の相性は言わずもがな最高の組み合わせ。日本人に生まれてよかった！
，フルーツ
締めは果物。イチゴ、梨、シャインマスカット。
【まとめ】
福岡を代表する天ぷらの名店。絶品の天ぷらはもちろんですが、冒頭に出てくる寿司も含めて、飽きのこないおまかせ構成が素晴らしいです。
基本は静かめな雰囲気で天ぷらを集中して味わえる緊張感のある店内。ですが話しかけると端的に言葉を返してくれる職人肌の竹内さんはツンデレタイプで素敵な方です。
カラッと軽く揚げられた天ぷら達は口に入れて一噛みすると瑞々しくジューシーさを感じられ、口福体験が止まりません。金額も8000円と信じられないくらいの満足度。予約困難店ですが、また足を運びたくなる名店です。
【食べログ】
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