【不動前】元SEの謙虚な大将が交互に繰り出すつまみと握りの応酬「不動前 すし 岩澤」

【不動前】元SEの謙虚な大将が交互に繰り出すつまみと握りの応酬「不動前 すし 岩澤」

 

不動前 すし 岩澤

(fudomae sushi iwasawa)

五反田と目黒の間に位置する不動前。元SEから寿司職人へと転身し、名店「すし匠齋藤」で15年ほど経験を積んだ岩澤大将。つまみと3種類のシャリを使い分けた寿司を交互に提供するスタイルを楽しむ。

 

 

【アクセス】

五反田駅から徒歩12分

 

 

【コース】

おまかせ:2万円

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・アジの海苔巻き

 

・アオリイカ

ねっとり。高知の粗めの塩がうまい。

 

・漬け白魚

ほんのりと感じる白魚特有の苦味を卵黄でまろやかに。

 

・コハダ

お上品。一日寝かして。ほんのりと香る酸。食べやすいコハダ。

 

・若筍

シャキッとした春を感じる旬の一皿。出汁まで飲み干せる優しい味わい。

 

・アジ

鹿児島。ナイスフォルム。塩締めで。モチモチで脂のノリが素晴らしい。

 

・メジマグロ

玉ねぎ醤油。まるでにんにく風味。魚のステーキという感じ。

 

・焼きハマグリ

茨城。噛むほどに磯の香り。海を感じる一品。

 

・サクラマス

春を感じる。昆布締め、そして桜の葉の香りが鼻の奥を抜けていく。

 

・子持ちヤリイカ

ビタースイート。大人の味。

 

・出汁漬け車エビ

口に入れた瞬間の肉厚さに驚き。ずっと噛み締めていたい逸品。

 

・ホタテの卵巣

驚きの逸品。塩とごま油で。寿司屋のレバ刺し。美味い。

 

・漬け

下田。中トロ寄り。

 

・タチウオ

繊細で包容力のある美人なお母さんというような味。優しさに包まれ、惚れてしまう。

 

・バフンウニ

高級で濃厚なアイスクリームのような味わい。ほんのりとした苦みが素晴らしい。

 

・あん肝大根

これは初めての食べ方。すし匠名物のあん肝スイカをアレンジ。ぶり大根のような味わい。アイデアが素晴らしい。

 

・大トロ

あざとい。カルビのようなマグロ。すーっと馴染んでいく脂。

 

・縞海老

北海縞海老。小さくても強い旨みが凝縮された力強い生命力を感じる逸品。

 

・梅干しの握り

塩味が強い白シャリと大ぶりの梅がベストマッチ。おにぎりを握り寿司スタイルでアウトプットするとこうなるのかという面白い逸品。

 

・シャリ玉

白シャリ、赤シャリ、マグロ用赤シャリの3種を贅沢に食べ比べ。白が際立つ。白は塩味。銀シャリ感。赤シャリは通常の白シャリのような感じ。ほんのりと酸が。マグロ用は後からじわじわと酸が来る。3種類食べ比べはなかなか無いので面白い。

 

 

【まとめ】

岩澤大将の謙虚な人柄がにじみ出ている、居心地の良い寿司屋。海ぶどう、海藻、ガリが置かれた寿司板。そこにつまみと握りがテンポよく交互に提供されるスタイルで、気づけばあっという間に終わっている岩澤劇場。一斉スタートではないのにこの提供スタイルでテンポよく提供できるのは、スタッフの手際の良さとチームワークの結晶。すし匠の名物メニューをアレンジしてオリジナル品に昇華した品々も体験することができ、満足度の高い寿司屋だ。

 

 

【食べログ】

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1317/A131710/13193460/top_amp/

 

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