【曙橋】夜のおまかせ6500円。居心地も良い新宿区のハイコスパ店「志げる」
志げる
(shigeru)

【アクセス】
曙橋駅から徒歩3分
【コース】
おまかせ:6500円
【いただいたもの】
・縮みほうれん草のおひたし

・刺身の盛り合わせ

鰤、中トロ、平貝。鰤と中トロはねっとり食感。平貝はさっくり食感で後味もさっぱり。
・太刀魚の蒸し寿司

ここで志げるのスペシャリテが登場。石川県の名店「太平寿し」ののどぐろの蒸し寿司を思い出した。シャリの上に分厚いカットの太刀魚をのせて、蒸し機で数分間蒸す。ほわっほわで柔らかく繊細な太刀魚の食感、脂が染み込んだ白シャリの組み合わせは至福。
・メジマグロの漬け

1月後半からはメジマグロの時期。漬けて、カラシでいただく。もっちりねっとり食感が病みつきになる。
・カマスの一夜干し

ここで焼き魚は渋い。思わず日本酒がススむ。
・あん肝

1.5kgサイズの特大のあん肝をとろっとろに煮込んでいる。クリームチーズのような食感。煮込み出汁は醤油感が強めの珍しい味わい。酒に合うつまみだ。
・ハタ

ここから握り。塩とすだちでいただく。ネタの切りつけは大きく分厚いもっちり系の食感。
・赤身

もっちりと、フワッとした食感。酸味のある香りが特徴でさっぱりと食べられる。
・白甘鯛の昆布締め

皮目のコリっと感がたまらない。昆布締めにより旨みが倍増している。
・金目鯛

かなりソフトな食感。ねっとり食感と味の濃さは昆布締めによる技法。
・のどぐろ

直前に炙って握る。誰もが美味いと言ってしまうであろう間違いないネタ。のどぐろの価格は高騰しているらしく、それにも関わらずこの価格帯でも出してくれるのがありがたい。
・バフンウニ

この値段でもしっかりウニも入ってくるから驚き。軍艦にして提供。海苔の磯の香りが良い。
・とろたく

いわゆる、世間的にはマグロのおはぎ。叩いて空気を含んだマグロはたくあんとも相まって甘さが爆増している。もはや握りのスイーツと言ってもいいくらいの糖度である。
・玉

厚焼き卵。じゅわっとした甘いお出汁の味わいが懐かしさを感じさせてくれる。
【まとめ】
新宿区曙橋にある、都内屈指のコスパ名店。おまかせは夜で、握りのみで3000円、つまみ込だと6500円というからお得感が満載。大学生や若手の社会人でもちょっとしたご褒美に行ける範囲の価格帯です。
接しやすく優しい性格の相良大将が醸し出す空間は初訪問でも居心地が良く楽しめるのも良いところ。お酒を飲んでも1万円以内にはおさまるため、リピーターが多いのも頷けました。
高級寿司初心者にこそオススメしたい寿司店です。
【食べログ】
https://s.tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13165153/top_amp/
