【目黒】破壊力抜群のラグジュアリーすぎる名物鉄火巻「鮨りんだ」
鮨りんだ (sushi rinda)
目黒駅からしばらく歩いた場所に佇む「鮨りんだ」。店名のりんだは、伝説のロックバンド、ブルーハーツの大ファンだという大将の河野さんが、名曲リンダリンダにちなんで名付けられたそう。奇想天外なパフォーマンスで一斉を風靡したあのブルーハーツのように、開業5年目の若き寿司職人達が贈る、ノリの良いりんだ劇場を楽しむ。
【アクセス】
目黒駅から徒歩10分
【コース】
おまかせ2万円
【このお店のスペシャリテ】
・蒸し鮑
ぷっくりと茹で上がった大ぶりの千葉の鮑。やや薄めに切られていてもムチムチの食感がたまらない。おろしたての本わさびだけをつけて食す。
ほんのり漂う塩味とわさびのまろやかで爽やかな香りが鼻を突き抜ける。
・新生姜のガリ
さりげなく印象に残ったのは、新生姜のガリ。シャキシャキの食感がたまらない、やめられない、止まらない。やみつきになりすぎて4回ほどおかわりをしてしまうほど。一気にほおばり、シャッキシャキの食感を口いっぱいに楽しめる贅沢感。永遠に食べられる隠れた逸品。
・車エビと蟹味噌のねじり鉢巻握り
これまたフォルムがなんとも可愛い握り。茹でることで丸みを帯びた車エビの尾の部分をあえてうまく利用。まるでねじり鉢巻のようなフォルム。エビとシャリの間には蟹味噌が隠れている。贅沢でオシャレな逸品だ。
・りんだ巻 特別版
終盤にやってきたのは、りんだの名物「りんだ巻」。本マグロの大トロ、中トロ、赤身、トロ炙り、中落ちをこれでもかというくらい、溢れんばかりに盛り込んだ究極のラグジュアリーでバブリーな太巻だ。
特別に、ということでさらにウニとイクラを最後にかけて完成。トロけるマグロとウニイクラの組み合わせはバチが当たりそうなくらい罪悪感を背負ってしまうような味。パンチが効いた超ド級のインパクト寿司だ。
・愛媛産みかんジュース8種飲み比べ
こちらもりんだ名物の食後の楽しみ。大将の河野さんの弟さんが愛媛県宇和島でみかん農園をやっておりそこで作られた完全果汁100%のみかんジュースを好きなだけ飲める。種類は8種類。ベーシックなみかんジュースに始まり、酸味の強いものから甘いものまで、天然柑橘系ジュースで口の中をさっぱりとさせ、りんだ劇場が幕を閉じる。
【まとめ】
りんだの良さは、なによりも「楽しく食事を楽しめる」空気感。30代前半の2人の若き大将により繰り広げられる、ユーモア溢れるノリノリテンポなトークに乗せられて、思わず酒が進んでしまう。
名物「りんだ巻」を代表とする破壊力抜群の映える寿司の数々も楽しむべきポイントだろう。わいわい食事を楽しみたい時には訪れたい寿司屋である。
【食べログ】
https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13168140/top_amp/