【岡山】日本トップレベルの技術が施された幻の寿司。最強の名店「すし処 ひさ田」
すし処 ひさ田(sushidokoro hisada)
岡山の山奥、辺鄙な立地にも関わらず、金土日の週3日のみ営業。それでも全国の寿司通が訪れる最強の名店がある。その名は「すし処 ひさ田」。撮影禁止、香水禁止、凛とした9席のカウンター、大将のアツいこだわりが込められた空間で、地物を中心に、大将の技術が詰まった珠玉の寿司を楽しめる。
※現在は営業休止期間中。営業再開時期は未定とのこと。
【アクセス】
岡山駅からタクシーで約1時間
【このお店のスペシャリテ】
・下津井のタコ
一品目に出てきた下津井で獲れた肉厚なタコ。土佐酢のジュレでさっぱりと。吸盤のコリコリ感と身の柔らかさ、そして土佐酢ジュレの爽やかな酸味のバランスが絶妙。いきなり心を掴まれる逸品。
・漬けモッツァレラ
これぞまさにスペシャリテ。日本全国の寿司屋でここでしか食べられない幻の逸品。岡山の吉田牧場で作られたモッツァレラチーズをなんとホエーで「漬けモッツァレラ」に昇華。岡山のオリーブオイル、そしてわさびとの相性は抜群。口に入れた瞬間、豆腐以上チーズ未満といえばいいのか、これまでに食べたこともないような味わいを楽しめる。
・青うなぎ
岡山の児島湾で獲れたぶくぶくと脂ののったうなぎ。直前に焼き、香ばしさが最高潮に増した肉厚なうなぎを握りで提供してくれる。アツアツな脂たっぷりのうなぎとシャリのハーモニーはもはや気絶レベル。それくらい記憶に残る逸品。
・イカの昆布締め
手で持った瞬間に、あまりの軽さに驚いたのが印象的な握り。ねっとりとしたイカ本来の甘味とほんのりと鼻を抜ける昆布の香りが楽しめる繊細で丁寧な逸品。
・海老の観音開き握り
観音開きにしたレア茹での海老を握りにしたその見た目はまさに芸術品。すだちで食べるというのもなかなかない食べ方で、見た目も味も楽しめる、技術的な逸品。
・日本酒
岡山の地酒をおちょこ1杯程度、少しずついろいろと飲ませてくれるというスタイルが楽しく、そしてありがたい。
【まとめ】
週3日のみの営業で予約も3ヶ月待ち以上。そして岡山駅からタクシーで約1時間。お店に辿り着くまでの時間がここまでかかるが、それでも訪れる価値のある最強の名店。ここでしか食べられないネタに、大将の技術が込められたもはや芸術品のような寿司。心がゆさぶれるくらいの感動が待っている。死ぬまでに一度は訪れたい寿司屋のひとつだ。営業再開を楽しみに待ちたい。
【食べログ】
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