【中目黒】”ラグジュアリー”で”セクシー”な江戸前寿司屋で禁断のウニ三昧「鮨 尚充」
鮨 尚充 (sushi takamitsu)
中目黒、目黒川沿いから少し離れた路地に看板のない寿司屋がある。その名は「鮨 尚充」。L字のカウンター越しには色黒に肌が焼けたねじり鉢巻のセクシーな大将。ねじり鉢巻はエルメス製だという。そしてさらにはルイヴィトンのネタケースに驚く。「ラグジュアリーでセクシーな江戸前寿司」のショータイムを楽しむ。
【アクセス】
中目黒駅から徒歩5分
【コース】
昼:おまかせ握りコース2万円〜
【このお店のスペシャリテ】
・いくらの小丼トリュフがけ
プッチプチと口の中で弾ける、弾力のある大粒のいくらをたっぷりのせた小丼。そこからさらに、ゴージャスな香りが鼻の奥までしっかりと伝わってくる高級トリュフを、いくらが見えなくなるまでかけ続ける。あまりにもバブリーな逸品。
・本鮪トロ
日本一のマグロ卸「やま幸」の本鮪。この日は青森三厩で1本釣りされた179kgの個体。尚充らしい、ルイヴィトンのネタケースの上に乗せられたやま幸マグロのブロックは圧巻。
おはぎ、そしてトロの握りという2種類の握りを堪能。特にトロは色っぽく上品。脂が甘く、最後に鼻からほんのりとした酸味が余韻として続く。これが本物のマグロだ、と訴えかけられるような逸品だ。
・アジ
日本一高いアジ、と言われる鹿児島県出水のアジ。見た目からシャープで美しい。プリッとした歯応えと柔らかな身を噛みしめ、思わずにやけてしまうような逸品。
・ウニの食べ比べ
尚充名物「ウニの食べ比べ」。侮ることなかれ、その日、市場で売られているウニを全て買い占めるという大将のこだわり。買い占めてきたウニがルイヴィトンのネタケースの上に次々と乗せられていく。この日は不作、と言いつつも20種類以上のウニが並べられ、スマホを向けずにはいられない。その中から食べたいウニを3種類選び、大将が握ってくれる。ここは大将に任せるのがいいだろう。
北海道のバフンウニ、ムラサキウニ、佐賀の赤ウニの3種類を堪能。ノリとの相性、やはりウニは軍艦で食べるのが正解だと思った。これほどのウニ景色を見られるのは尚充ならではの強みである。
【まとめ】
ラグジュアリー…バブリー…セクシー…そのような形容詞が似合う予約困難店である。ルイヴィトンのネタケース、やま幸マグロ、ウニ祭り…写真を撮らずにはいられなくなる、魅せる寿司屋だ。特にウニの品揃えに関しては日本一。ウニ好きならば一生に一度は訪れたい、独自性、話題性に富んだ東京の劇場型寿司屋、それが尚充だ。
【食べログ】
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