【恵比寿】2020年10月オープン。楽しい仕掛け満載の隠れ家的寿司屋「鮨 ふじまさ」
鮨 ふじまさ
(sushi fujimasa)
【アクセス】
恵比寿駅から徒歩5分
【コース】
おまかせ:20000円
【いただいたもの】
・マグロの手巻き
大間の初競りマグロの手巻き。甘くとろけるマグロと赤シャリ、そして何よりも海苔の香りがグッド。
・海老芋
大きいサイズの里芋。まるでサツマイモのような甘み。
・カワハギの肝巻き
見た目が可愛らしい逸品。お皿も美しい。自家製ポン酢でいただく。身質が朝締めなのでぷりぷり。
・煮タコ
お皿が美しい。口に入れるとトロンと溶けていく味わい。エロいタコだなぁ。
・クロムツ
炙りで色めかしく。シャリがほろける柔らかめの握り方。香ばしさが漂う。
・ヤリイカ
包丁入れして湯引きしてアートなフォルム。青森のヤリイカを3日熟成で。想像以上にハード目な食感が素晴らしい。塩とすだちで。
・焼き牡蠣
兵庫県の室津のぷりぷりの牡蠣。味がかなり濃いエキス風味が素晴らしい。地味に美味い。
・フグの白子フライ
ここでまさかの揚げ物が登場。しかもフグ白子という大胆さが面白い。片方は塩、片方は胡椒で。噛むとしっかりとした揚げ物の味、からの白子のアツアツハフハフなとろみが最高。
・タイ昆布締め
真鯛。ピンクのグラデーションがアート性があり素晴らしいフォルム。噛むほどにタイの筋肉質食感と昆布締めのうまみが追いかけてくる。
・中トロ
大間の149kgの初競りのマグロ。しっとり滑らかな質感がエロい。20日目くらい寝かしているとのこと。
・漬け
分厚くもっちりカットで。カットして3分間だけの浅漬け。持った瞬間の重厚感がいい。ゆずを挟んでさっぱり目の味わい。
・中トロ湯霜の漬け
ローストビーフのような見た目。サクの状態で湯霜して、1時間弱漬けたもの。想像以上に脂が回っている。
・大トロ
あざとい見た目が憎い。甘くエロエロな味わい。美味い。
・コハダ
やはり天草。この順番で出てくるコハダは間違いなく美味い。酢は軽めのジューシータイプ。
・ホッキ貝
火入れする事で甘みと香りを際立てさせる。醤油の香ばしさが美味い。グリングリンのグニュっと食感が素晴らしい。顎が喜んでいる。
・海苔餡の茶碗蒸し
面白い逸品。海苔餡の茶碗蒸しの上に、シャリ玉とキンキの炙りを乗せたクリエイティブな逸品。見た目は港区っぽいが、かき混ぜるとびっくり仰天の美味さ。茶碗蒸しのまろやかさとシャリの酸、そして海苔餡にキンキの塩っ気がベストマッチ。
寿司屋の雑炊といった感じ。個人的には見た目からして温泉のようだ。食後感も温泉につかったような、ホッとする温かな気持ちになれる。
・車エビ
九州玄界灘の車エビ。大きめサイズで頬張る喜びを感じる。歯とエビの身質が接触した瞬間に溢れるエビジュースがたまらない。エビジュースを楽しむための握り。温度の加減もステキ。
・バフンウニ
鮨ふじまさのスペシャリテ。根室のバフンウニ。大将から「ウニはお好きですか?」と4段階でひたすら盛ってくれる。通称「ウニの違法建築」いや、「ウニチョモランマ」かな。潮の香りが口中に広がる。目を瞑るとそこはもうオホーツク海だ。
・アナゴ
煮アナゴ。色白系。塩とタレでの2種類。ホワホワ系。
・干瓢巻きとかっぱ巻き
締めは巻物。干瓢巻きとかっぱ巻きを計4切れも。かっぱ巻きはシャキシャキのきゅうりメインタイプ。満腹になる。
・シャリ玉
米は福島県のコシヒカリ。大粒なので、米粒のぷっくり感の中に赤酢の深みを感じる。単体で食べても美味い赤シャリだ。
【まとめ】
2020年10月オープンの新店。大将の鎌田さんは36歳。日本橋や赤坂などの料理屋、寿司屋で経験を積み、鮨ふじまさの大将に。気さくな接客で明るく楽しい雰囲気を作り出してくれる。
フグ白子のフライや茶碗蒸し寿司、ウニチョモランマなど、楽しい仕掛けも満載。楽しく高級寿司を食べたいという人たちとの相性が良いだろうなという印象です。予約も取りやすいためオススメです。
【食べログ】
https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13251446/top_amp/