【福井】肉厚でぷりっぷりの寿司を楽しむ。創業61年の老舗町寿司「松寿司 総本店」

【福井】肉厚でぷりっぷりの寿司を楽しむ。創業61年の老舗町寿司「松寿司 総本店」

 

 

松寿司 総本店

(matsuzushi souhonten)

 

【アクセス】

福井駅から徒歩15

 

 

【コース】

おまかせ:23000

以下のつまみ7品、握り20カンをいただいた値段

 

 

【いただいたもの】

・海鼠と数の子

まずは酒のアテから。海鼠はさっぱりと酢とおろし七味で。数の子は特有のサクコリ食感が美味しい。

 

・鱈の白子

ぷりっぷり、つるっとした食感がたまらない逸品。これまたおろし七味がピリッときてスパイシーなアクセント。うまい。

 

・金目鯛

千葉県の金目鯛を焼き魚で。筋肉質で引き締まった食感を感じることができる。添えてあるきゅうりも芸術的で、梅肉と一緒に食べると完成度が上がる。さあ、握りへ。

 

・ブリ

ここからは握り。いきなり地物。12kgサイズの5日熟成。見た目以上に分厚いカットでサクッとプリッと美味い。ネタのうまみを感じられる握りだ。

 

・甘海老

高さがある俵型のフォルムに大興奮。むにゅっとからのねとーっとした甘さがたまらない地物の甘海老。美味すぎる。

 

・金目鯛

塩レモンで。皮目を炙っており香ばしさが増す。プリッと食感がうまい。

 

・シメサバ

地物の真鯖。上には昆布をのせ、バッテラ風に仕上げている。皮目のコリっとした食感と上品でふくよかな脂が徐々に広がっていく。さっぱりとした味わいで、誰が食べても美味いと感じるだろう。

 

・せいこ蟹

出ました冬の福井のスペシャリテ。メスのズワイガニのことを福井ではせいこ蟹という。12月末までしか食べられない旬ネタ。身、外子、内子を一口で。最高です。

 

・大トロ

存在感のあるフォルム。マグロは九州の養殖モノ。海外の冷凍モノよりも国内の養殖の方が良いという大将の判断。ベタに脂が甘くうまい。

 

・バイ貝

地物。最高のゴリっと食感。噛むほどにバイ貝のワイルドな香りがふわっと出てくる。

 

・岩海苔の味噌汁

女将さん特製。美味すぎる。

 

・バフンウニ

塩で食べることで甘さが余計に強まる。とろける質感はまさに寿司屋のハーゲンダッツ。

 

・生だこ

むにゅっとした、かたすぎず柔らかすぎずな独特の食感がたまらない。塩で。美味すぎる。

 

・生だこの吸盤

オマケとのこと。塩胡椒をかけた吸盤を目の前で炙り、そこにレモンをたっぷりとかけていただく。吸盤特有のコリっと食感は病みつきになる。シンプルイズベストな逸品。

 

・アナゴ

硬派なタイプのアナゴ。アナゴの煮汁を継ぎ足した煮詰めが渋く香る。

 

・赤身漬け

ぶりんぶりんでもっちりとした肉厚食感に興奮してしまう、シンプルで王道の、これぞ寿司!という味わい。美味いなぁ。

 

・ヒラメ

間には大葉を忍ばせている。さっぱりと食べられる。

 

・ヒラメのエンガワ

ぶりっとしたエンガワ特有の歯応えに歯が喜んでいる。塩でさっぱりと。

 

・いくら

王道の醤油漬け。

 

・アジ

ナイスフォルム。生姜でさっぱりと。ディスイズ鯵、という感じ。

 

・玉子

これまた昔ながらの寿司屋らしく、だし巻き玉子の握り。

 

・鯖のへしこ寿司

松寿司総本店オリジナルのスペシャリテ。へしことは福井の郷土料理で、鯖の糠漬けとのこと。なんと1年以上も漬けているとのこと。直前に軽く炙り、温かいシャリと合わせる。見た目は地味だが噛むほどにジュワッと深みのある濃いめの旨みが強烈に香ってくる。ここに来てよかった、と確信させられた逸品だった。

 

・じゅん菜の赤出汁

味噌汁が美味すぎて追加。

 

・赤貝セット

最高。目の前で剥いてくれる。それを、身、ヒモを寿司に、肝は酢の物にして提供。赤貝マニアにはたまらないサステナブルな赤貝づくし。身は見たこともない花びら型の芸術的なフォルム。ヒモ軍艦は、後半に特有のフルーティな香り。

肝は思ったよりも癖がなくぺろりといけてしまう。

 

・アカイカ

これまたナイスフォルムで興奮。包丁を入れて、塩レモンで。コリッコリの食感。

 

・稲荷寿司

常連さんにしか出さないという隠れたスペシャリテとのこと。油揚げを温めて、噛んだ瞬間にジューシーなお揚げの肉汁がブシャーと滲み出て甘いシャリと混ざり合う。思わずニコっと笑顔になってしまう幸せな逸品。

 

・シャリ玉

大阪の寿司屋なので、ねっちりと柔らかく甘い、万人ウケする砂糖の入った白シャリ。昔ながらの味わいでタイムスリップしたかのような感覚になれる。

 

 

【まとめ】

福井城址の近くにある、創業61年目を迎える老舗寿司店。2代目の池田大将は親父さんの跡を24歳で継ぎ、26年目のベテランです。

大将の親父さんが大阪の今は亡き松寿司で修行をし、地元の福井で独立したことから「松寿司」の名前を使っているとのこと。昔は福井市内にも松寿司が5店舗ほどあったが、今は2店舗に減ったそう。

オススメネタが詰まったおまかせだけでは足りなかったので、食べたいネタを追加して、つまみ7品、握り20カンをいただいたら2万円超えてしまったが、雰囲気含めて満足。

当日でもふらっと入店できるので、出張や旅で福井に来た際にオススメしたい町寿司です。

 

 

【食べログ】

https://s.tabelog.com/fukui/A1801/A180101/18000336/

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