【福岡】大将の人柄が昇華された優しい味わいの寿司「鮨 かんび」
鮨 かんび (sushi kanbi)
福岡市の繁華街、中洲から徒歩10分ほど離れた路地に、暖簾をかけた立派な寿司屋「鮨 かんび」がある。38歳の樋渡大将が、お客への細かな気遣いをしながら進めていくおまかせコースを楽しむ。
【アクセス】
呉服町駅から徒歩2分
【コース】
おまかせ:1.5万円
【このお店のスペシャリテ】
・赤ナマコ
長崎県産。モッチモチでヌルヌルの食感。ビールが進む。
・鰻の蒲焼
鹿児島の養殖。白飯プリーズと言ってしまいたくなる。美味い。
・ヒラメのあん肝和え
サプライズ感がある。食べたことのない、面白い組み合わせ。日本酒が進むおつまみ。
・あかむつの西京焼
美味い。西京焼きの味付け、最強。皮のカリカリ感と身のほろほろ感が素晴らしい。
・ガリ
かんび流は、ガリと自家製のおかか沢庵をセットで提供。このおかか沢庵がまぁ美味いこと。止まらなくなる危険な品だった。
・コハダ
天草。まずはコハダからというのが驚き。ナイスフォルム。スーッと口の中で馴染んでいく。いきなり心を掴まれた。
・ヨコワ
マグロの子供。別名メジマグロ。2カンスタイルは初めて。面白みがある。
・スミイカ
コリっと、ネットリと。
・サヨリの昆布締め
モッチモチ。分厚い。噛むほど広がる旨味。潜んでいるシソがアクセントに。
・バフンウニ
ナイスフォルム。昆布を食べて育ったのだろうか、昆布の味がする。
・車エビ
ナイスフォルム。レアではなく、しっかりと茹でて。
・鯛の昆布締め
熟成2日目。食感と旨味のバランスが絶妙。
・シャリ玉
福岡ではそんなに見ることのない赤シャリ。そこまで酢は強くなく、後からほんのりと香ってくる。やっぱりシャリが大切。
【まとめ】
非常に居心地の良い寿司屋。大将が10席のカウンター客のペースを常に把握し、適切なタイミングで提供してくれる。握りはフォルムが綺麗で見ても食べても美味い。数週間前であれば比較的予約を取れることもあるので、束の間の贅沢を楽しみたい方にはオススメの寿司屋だ。
【食べログ】
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