【丸の内】東京駅周辺で1万円以内の美味い寿司屋ならココ!「築地青空3代目 丸の内」
築地青空3代目 丸の内
(tsukiji aozora sandaime marunouchi)
【アクセス】
有楽町駅から徒歩8分
【コース】
おまかせ:8000円
【いただいたもの】
・漬け
まずはいきなりの漬けからのスタート。「フジタ水産」の大間のマグロ。フジタ水産のマグロは口に入れた瞬間にシルキーで想像以上に滑らかな口当たりが特徴。
・ボタンエビ
北海道。ムッチムチでねっとりとした甘みが特徴な立派な個体だ。この価格帯でこんなに立派なボタンエビを食べられるとは。原価が心配になりますね。
・春子鯛
握りとつまみが交互に出てくるスタイル。シャリが大きめで寿司好きにはありがたい。ふわっと、もちっと、優しい食感と後からくるじんわりとしたうまみが口の中を喜ばせる。美味い。
・いくら
火入れしたいくら。これまで食べたいくらの中で、1番ねっとりしていて、大袈裟ではなく、本当にクリームチーズのような口当たり。素晴らしく美味い。ぶったまげた逸品。
・アジの酢締め
これまた面白いネタ。シャリとの相性も抜群。噛むほどにどんどんうまみが滲み出てくる逸品。
・牡蠣の茶碗蒸し
可愛いフクロウの器。大ぶりの牡蠣がゴロンゴロンと入っている。牡蠣を頬張るための茶碗蒸し。豪快だ。
・中トロ
ここからはマグロ2連発。大間の延縄のマグロ。口に入れた瞬間に、いやらしくも優しく抱きしめられたような安心感とエロみがある。口に入れた瞬間に虜になってしまう、うっとり系な味わい。
・カマトロの炙り
もはやビーフステーキ、ローストビーフのような見た目。すごい脂。たっぷりのワサビと酸が効いた硬めのシャリがマッチする。上質なマグロだなぁ。マグロは酸化ですぐ色合いが変わる個体ほど美味いとのこと。
・コハダ
リボン型フォルムが素晴らしい。締め加減も良い。シャリが大きめのコハダの握りは、美味い。
・煮ハマグリ
美味い。ツメが美味い。ハードめな食感もナイス。隠れた名脇役、ハマグリは欠かせない。
・ゲソ
シンプルに炙りで。絶妙な火入れ。プリッとからのコリッという食感が美味い。とろみ、甘みもしっかりある。
・白子
皮目のプチっとした感じと深いクリーミーな感じが素晴らしい。
・ホッキ貝
ここに来ての貝類はありがたい。軽く火入れをして。香ばしくギュインギュインの食感が素晴らしい。
・アナゴ
なんとアナゴは部位と温度を変えた2枚漬け。今日最大サイズのフォルム。頬張るという言葉がしっくりくる。
・シャリ玉
赤酢3種、米酢1種。砂糖はなし。かための炊き加減。単体で食べると塩と酸が強く、大袈裟にいうと軽めの梅干しのよう。マグロを軸にしているというわけではなく、佐野大将がこの味が好きだからということ。
【まとめ】
全国に10店舗ほど展開する「築地青空3代目」系列の寿司屋ではあるが、チェーン店といって侮ってはいけない。各店舗ごとにおまかせ構成や仕入れも全部大将ごとに違うらしく、中でも丸の内店はものすごく評判が良い。
丸の内エリアで超ハイコスパの超本格寿司屋。このネタの豪華さ、おまかせの構成で8000円は、いい意味で異常。中でも注目は、赤身、中トロ、カマトロというマグロ3種。「すきやばし次郎」などの超一流店にマグロを提供する「フジタ水産」のマグロはシルキーで滑らかな質感。こんなに上質なマグロはもちろん、食べたことがないようないくら、特大サイズのボタンエビ、絶妙な酢締め加減の春子鯛やコハダなど、全てが美味い。丸の内は、本当に美味い寿司屋はあるようで少ないエリアのため、これからますます人気沸騰していくであろう、次世代の名店です。
【食べログ】
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