【名古屋】話題の店「すし昇」の系譜を継ぐ、平成生まれ27歳の大将。2020年2月開店の新星「鮨 香斗」

【名古屋】話題の店「すし昇」の系譜を継ぐ、平成生まれ27歳の大将。2020年2月開店の新星「鮨 香斗」

 

鮨 香斗  (sushi koto)

全国的にも有名な繁華街、名古屋の錦。キラキラと華やかな看板が煌めく夜の街で、評判になっている寿司屋がある。中心地のビルの地下一階。2017年にオープンした店「すし昇」。32歳という若さで食通達を唸らせる大将の伊藤さん。「すし昇」は2020年3月に移転し、2020年2月からすし昇の2番手だった菊池大将が「鮨 香斗」として新装開店。27歳の菊池大将が踏み出したオープン2日目に来店。

 

 

【アクセス】

栄駅から徒歩10分

 

 

【コース】

おまかせ夜:1.2万円

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・魚八寸

面白い構成。つまみのスタートは「寿司屋の八寸」から。なまこ、サヨリ、甘エビ、白魚、あん肝、サワラ、メジマグロ、平貝という全てが寿司屋のネタなのが面白い。中でもメジマグロの漬けがシンプルに美味い。

 

・クエのスープ

モダンな器。クエを3時間煮込んで作ったスープに下仁田ネギとクエのほぐし身。気持ちよく心から温まる。

 

・鉄火巻

寿司のスタートは鉄火巻から。最近流行りの「巻物スタート」パターン。アツアツのシャリと赤身がマッチし食べやすい。ここからスタートする寿司劇場に胸が高鳴る。

 

・アオリイカ

まずはイカから。モーツァルトの頭のような面白いフォルム。3日寝かしてねっとり。塩とすだちでさっぱりと。

 

・石鯛

5日寝かし。淡白なイメージの白身だが、想像以上に脂が乗っていて驚き。噛むほどにほんのりと香る甘い脂が幸せな気分にしてくれる。温かめのシャリとのバランス良し。

 

・ガリ

グミのような柔らかな食感が特徴的で甘め。食べ進めていくごとにクセになる。

 

・カマスの炙り

ナイスフォルム。ゴツゴツとした岩壁のような芸術的なフォルムにワクワク。分厚くモチッモチッとした食感とねっとり感が特徴。

 

・コハダ

やはりコハダは九州。この日は佐賀県産。シンプルイズベストなナイスフォルム。クセがなく食べやすい。

 

・中トロ

青森のマグロを。ここからシャリを大きめにしていただく。それにより気前のいいフォルムに。シャリが美味い。

 

・ウニ

すし昇でも名物だったウニ。上に乗った塩が良い。すーっと口に入り、シュワっと甘く溶けていく。うん、と頷く逸品。

 

・シャリ玉

米は地元の「あいちのかおり」を使用。粒が大きくでんぷん質が強い。砂糖を使わない、正当なシャリ。パクパクと食べれてしまう。

 

 

【まとめ】

開店2日目に訪問。すし昇での経験を生かしながら、自己流を追求し今後、スクスクと成長して欲しい。錦という立地もあり、クラブへの出前もこなしながら、コツコツと、地道にステップを踏みながら人気店の階段を駆け上っていく菊池大将の姿が楽しみ。今のうちに顔を出しておきたい期待の寿司屋だ。

親元である「すし昇」伊藤大将は陽気でユーモアなキャラクター。新装開店は2020年3月中旬。こちらもぜひ伺いたい。

 

 

【食べログ】

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23073466/top_amp/

 

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