【堺】大阪で日本最高峰のやま幸マグロを食べ比べ!極上の一流寿司屋「鮨 おおが」

【堺】大阪で日本最高峰のやま幸マグロを食べ比べ!極上の一流寿司屋「鮨 おおが」

 

鮨 おおが

(sushi ohga)

古くから商人の街として栄えてきた、大阪府堺市。創業80年、堺の超名店「弥助」の4代目の大賀さんが20186月に満を辞して開店させたのが、「鮨 おおが」だ。開店して2年程度ながら、全国から食通が訪れ、今や新規の予約が全くといっていいほど取れなくなっている。日本一のマグロ卸「やま幸」の中でも最高峰のマグロを看板にしたおまかせコースを堪能する。

 

 

【アクセス】

堺駅から徒歩10

 

 

【コース】

おまかせ:30000

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・毛蟹

生姜の煮凝りとともに。ふんわりと甘く、主張は控えめ。ここからおおが劇場の幕開けだ。

 

・明石のタイと密漁ウニ

コリっ、モチッのお淑やかなタイに、密漁のスペシャルなウニを組み合わせるという禁断のコラボ。口の中に鳴門海峡が広がる。余韻が強い。

 

・焼きとうもろこし

スイートポテトのようなとんでもない糖度を感じることができる逸品。裏ごしして形成して、つくるとのこと。

 

・うなぎの塩焼き

天然うなぎ。山椒塩とわさびでいただく。カリッとワイルドに。

 

・オクラのすり流しと葛素麺

素晴らしく美味い。夏らしくひんやりとした素麺は葛で。独特のとろみによりツルツルっと啜るのが楽しい。握り前のお口直しとしてはレベルが高すぎる。

 

・背トロ

宮城県塩釜の旋網。10日目くらい。まずは挨拶代わりにマグロ2連発。夏らしく、ほんのりと香る脂と酸を感じる。

 

・背トロ

同じ個体で、左右の背中の中トロ部分を食べ比べ。シルキーな見た目にうっとり。先ほど食べた背トロよりも脂がじんわりと回っているイメージ。

 

・新イカ

旬ネタ。このサイズでイカ一杯分。このつるりんとした表面の美しさ、そして儚さ。四季は素晴らしい。

 

・甘鯛の昆布締め

スレンダー美人モデル系フォルム。お上品。歯応え、うまみの染み込み具合、全てが一流というオーラが漂う貴婦人なモデルさんを彷彿とさせる。

 

・車エビ

面白い打順。アツアツではない温度。古き良きという感じ。ハードめな食感。味噌の甘み。

 

・ガリ

食べやすいサイコロ型。噛んだら辛さが尾を引く面白いガリ。この辛さは生姜特有のものとのこと。

 

・アジ

漬けタイプで。シャリとの組み合わせが面白い。個性的な味。

 

・中トロ

大間。ここでマグロ3カン目。かなりねっとりめにじんわりと甘い脂がまわっている。気品を感じさせるエロさ漂う。夏のマグロのトロが実はマグロの中で1番美味いのでは、と感じる。

 

・大トロ

裂け方が官能的。あざとくも上品。4番バッター感。甘くしっとりと脂が周り、完全にエロい逸品。これが日本最高峰のマグロかと実感できる。このマグロを食べるために鮨おおがに来る甲斐がある。

 

・赤ウニ

淡路島由良の赤ウニ。面白い味。かなりさっぱり目で最後に濃厚な磯の香りがぶわーっとくる。

 

・新いくら丼

完全に美味い。シーズンネタ。完全にジュース。しょっぱさもなく、かなり爽やかないくら。もう一度言うが、完全にいくらジュース。柔らかい皮目をプチっとした瞬間に、さーっと喉を潤す。この食感はなかなか味わえない、興奮。

 

・アナゴ

ふわふわに蒸して。すだちでさっぱりと。なかなか食べたことない味。

 

・ネギトロ巻

締めはネギトロ巻で。マグロづくしだ。パリパリの海苔とやま幸マグロとネギで。甘い。

 

・マグロぜんぶ巻

完全に罪な締めの逸品。握りで使うべきのやま幸マグロを贅沢に細切りして。

 

・シャリ玉

個性的なシャリ。かためでねっとり。後からマグロに合うように塩味が追いかけてくる。まろやかな余韻が残る面白いシャリだ。

 

 

【まとめ】

最高峰マグロが目白押しで、やっぱりその印象が強い。それを支える赤シャリはかなりかためでキリッとした酸味と塩味を感じる。米質、握り方も含めて芯が強く残る印象的なシャリだ。大賀大将は33歳。「やま幸」の中でも最高峰マグロを食べることができるのは、大将がやま幸から抜群の信頼を得ているからこそ。気さくな関西弁で、楽しそうにマグロの魅力を語る大賀大将。年内はすでに予約で埋まっているという。とどまることなく、さらなる進化を続けていくであろう、関西の名店だ。

 

 

【食べログ】

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/osaka/A2705/A270501/27104114/top_amp/

 

 

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