【三軒茶屋】2020年9月オープン。ゆったりした空間で楽しむ居心地抜群の新星「鮨 うがつ」

【三軒茶屋】20209月オープン。ゆったりした空間で楽しむ居心地抜群の新星「鮨 うがつ」

 

鮨 うがつ

(sushi ugatsu)

良さげな飲み屋が軒を連ねる街、三軒茶屋。一流の寿司屋の立地としては珍しいこのエリアに、20209月にオープンしたばかりの新店がある。その名は「鮨 うがつ」。銀座の名店「とかみ」や「はっこく」で経験を積んだ大将によるおまかせをいただく。

 

 

【アクセス】

三軒茶屋駅から徒歩15

 

 

【コース】

おまかせ昼:10000

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・すっぽんの煮凝り

 

・ブリとキジハタ

 

・おひたし

菊の花、空芯菜、きのこが入った具沢山のおひたし。菊の花のダシが滲み出ている。さっぱりしているが、どこか奥深さがある。大きい器で思い切りかきこみたくなるようなシンプルだが食べ続けたくなる逸品。

 

・春子鯛

まずは春子鯛。もちもち系。赤シャリに合う。

 

・シロイカ

包丁を入れて、軽く炭を当てる。するとこのような荒波フォルムに。イカのプリッ、コリッとした食感と赤シャリのバランスが心地よい。

 

・キス

しっかりめに昆布締め。最初は強めだが、あとからちょうどよくなる。

 

・アジ

鹿児島県出水。プリッとした肉質が素晴らしい。

 

・中トロ

北海道戸井。女子大生のような肌艶が色っぽい。大トロに近い部位なので甘い脂が際立つ。

 

・マグロのスジ

握りでは提供できない部位に火を通しおつまみで。トロットロの食感はまるで肉のよう。

 

・剥がしトロ

筋を剥がして。先ほどのトロよりも甘い。

 

・漬け

山脈型ワイルドフォルム。もっちり美味い。かなり分厚めにカット。

 

・コハダ

天草。シンプルなフォルム。コハダの肉感を大切に、キリッとというよりはジュワッとしっとりと酢締めしている。食べやすく美味い。

 

・はたはたの焼き物

ここでしっかりとした焼物が登場。焼き目の香ばしさとほろっと崩れていく身質はオトナの一皿といった感じだ。

 

・車エビ

茹でたてあたたかめの温度で味わう。噛むほどに滲み出る温かいエビのエキスがたまらない。

 

・バフンウニ

炙りウニと冷たいウニ。温度のコントラストで楽しませてくれるのが面白い。

 

・ホッキ貝

北海道長万部。皮目をしっかりと炭火で炙って香ばしさと甘みを演出。ジャキジャキ食感がたまらない。

 

・アナゴ

ふんわりしっとりした食感。ふわっとエアリーに包まれる幸福感。

 

・シャリ玉

やや柔らかめの炊き加減。ほんのりとした酸と塩味。食べやすい。丸みがある味わい。どのネタにも合うように、バランスの取れた赤シャリだ。

 

 

【まとめ】

まず、何よりも店構え、カウンター空間がオシャレ。39歳の佐々木大将と女将さんによる丁寧で優しい接客によって、リラックスして寿司を楽しむことができる。大将と女将さんも子育て中ということもあり、子連れでも楽しめる、小さいお子さんでも本格的な寿司を味わえる寿司屋があってもいいのではという大将の想いが店の大切な価値観になっているとのこと。

とかみやはっこくの系譜を継いだ赤シャリをベースとした握りは、ネタの切りつけが大胆で口内調理が楽しくなるようなバランス感。まだオープンしたてな店なので、これからどのように進化していくのか、楽しみだ。

 

 

【食べログ】

https://s.tabelog.com/smartphone/restaurant_detail/top?amp_floating_tel=1&rcd=13250868

 

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