【熊本】熊本を代表する、伝統と革新をミックスした江戸前寿司屋「鮨 仙八」

【熊本】熊本を代表する、伝統と革新をミックスした江戸前寿司屋「鮨 仙八」

 

鮨 仙八 (sushi senpachi)

今や熊本を代表する寿司屋となった「鮨 仙八」。東京、西麻布の名店「鮨真」で修行を積んだ37歳の中原大将。テンポよく提供される割烹風のつまみと、地物ネタを使った直球の江戸前寿司をいただく。

 

 

【アクセス】

熊本駅からタクシーで10分

 

 

【コース】

おまかせ:18000円

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・鯛の白子リゾット

いきなり食べ応え抜群のシャリゾットから仙八劇場の幕開け。米粒が大きいシャリは粒感を感じやすい。

 

・ホタルイカの串焼き

日本酒に合うつまみ。叩いて潰した味噌が絶妙。渋い。

 

・べい貝の肝和え

有明で獲れる貝。肝ソースには卵黄を混ぜることで生クリームのような味に仕上がる。

 

・シャコ、アジ、タコ

アジの脂にびっくり。手振りと呼ばれる釣りのアジ。脂が乗っている特徴のある個体種らしい。

 

・ハマグリ

おおぶりの煮ハマグリ。ハマグリのお出汁とともに楽しめるのが、ドルチェドリームという極甘コーンと共に。海と地の味がミックス。優し味わいだ。

 

・アオリイカ

ここから握りがスタート。寝かして叩くことでドーム型のオーラに包まれているような面白い食感。ランダムなコリっと感もあり、技術の高さを感じる。

 

・イサキ

ハードめのかみごたえ。硬めのシャリとの相性は抜群。

 

・カマス

シットリとしている。塩味が感じる。

 

・サクラマス

美しい。大人の女性感。

 

・アジ

美味い。もっちり分厚く。ハードめな食感がたまらない。美味い。

 

・サワラ

玉ねぎ醤油とともに。サワラ史上最大のねっとり感は熟成の証。この「ねっとり食感」は仙八のキーワードだ。

 

・カジキ

 

・マグロ頭肉の燻製の漬け

仙八のスペシャリテ。ピンク色がローストビーフのよう。薫香が鼻を突き抜けて、口に入れると広がるまろやかな脂がとてもエロい。グラマーなませている女子大生のようだ。

 

・ダシに漬けた煮ホタテ

素晴らしい。ややハードな食感、そして噛むと一気に広がるホタテの濃いうまみにびっくり。低温でじっくりと煮ることにより、まるで半生の貝柱のような風味になる。これは、美味い。

 

・茹で車エビ

立派な特上サイズ、天草の車エビ。一口で頬張るには食べきれないほどの口福感がヤバすぎる。例えるなら八村塁といったところだろうか。規格外の美味さに脱帽。

 

・ムラサキウニ

天草。北日本のムラサキウニとは違い粒が小さく、まるで赤ウニのような見た目が特徴的。味も赤ウニをやや苦くしたようなビターな風味。熊本ネタを存分に楽しめている。

 

・シャリ玉

固めで粒が立っている赤シャリ。大分と新潟のお米をブレンド。開業以来、常に最適解を求めてアレンジを加えているとのこと。名店の共通点は、日々成長、日々進化を愚直に求めているという姿勢。自分自身も、そうでありたい。

 

 

【まとめ】

スピーディーに展開されるおまかせコースはシンプルながらも手を加えたものが多く、寿司を食べ歩く人たちにも新鮮だった。スポーツマンタイプでキリッとしたさわやかな中原大将の魂がこもった熊本江戸前寿司はわざわざ食べに来る価値あり。東京で修行を積み、地元に凱旋しアレンジを加えた「ご当地江戸前」の名店として、ますますの進化が楽しみだ。

 

 

【食べログ】

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/kumamoto/A4301/A430101/43002645/top_amp/

 

 

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