【名古屋】わずか6席でこっそり営む、居心地良いくつろぎの江戸前寿司「鮨 功」
鮨 功 (sushi isao)
名古屋の繁華街、錦。ネオンひしめく夜の街で、わずか6席のカウンターでこっそりと営む寿司屋「鮨 功」。店名は親父さんの名前から取った。名古屋の名店「土方」で修業を積んだ32歳の若き大将、早乙女さんが隠れ家的空間で握る、基本に忠実な江戸前寿司を味わう。
【アクセス】
栄駅から徒歩5分
【コース】
おまかせ夜:1.5万円
【このお店のスペシャリテ】
・平貝 ホタルイカのミンチと新ジャガ
愛知県の寿司屋からヒントを得たという面白い逸品。素材のコラボレーションが光る。
・メヌケの煮付け
北海道の高級魚。美味い。
・子持ち昆布のフライ
これはびっくり。寿司屋でフライが出るとは。軽やかな衣にプチプチ食感。誰が食べても美味い、寿司屋らしからぬ逸品。
・サクラマス
口に入れた瞬間マスの濃い香りが広がる逸品。春の訪れを感じる。
・ブリ
程よい酸味な余韻が広がるネタ。香りを楽しむ。
・平貝
もちろん愛知県三河湾のものを。サクッとした食感にサッパリとした味はいくらでも食べられそう。
・鯛
三河湾。丸みあるフォルムが可愛い。もっちりとした幸せの食感に包まれる。
・金目鯛
ぷりっとした肌艶と丸みのある甘い脂が妖艶。美魔女という感じ。思わず悶絶してしまう。
・メヒカリ
こちらも地物。文字通り目が光っている魚。淡白ネタかと思いきや予想以上に脂が乗っており驚き。印象に残る逸品。
・甘エビ
ぷっくりとした肉感のある甘エビは噛むほどにクリーミーな甘みが広がる。文字通り、かなり甘い。美味いなぁ。
・中トロ
かなり肉厚。なんと贅沢に2段重ねで握るという大盤振る舞い。この鉄分の酸な余韻がずーっと口の中に残っている。存在感抜群、ボス感がある。
・アジ
見た目のアジ感が全くなく、口に入れるとトロける。ネギと生姜の薬味がにんにくのような風味を演出。
・炙り黒ムツの手巻き
ちんちんに炙った黒ムツを、パリパリの海苔で巻いて巻いて手巻きで。噛むほどにホロける黒ムツの底力がすごい。海の恵みを存分に感じられる逸品。
・バフンウニ
口に含んだ瞬間にパリッとした海苔とジュースのようなサッと溶けるウニ。サッパリ。
・シャリ玉
ほんのりと固めのシャリに、ふんわりとさりげないお酢の香りが鼻を抜ける。親しみやすいシャリだ。
【まとめ】
おまかせコースはつまみから握りまでボリューム満点。お店のサイズ感がコンパクトで、掘りごたつ式のカウンターということもあり、くつろげる。6席限定のカウンターを通して、大将はもちろん、隣のお客さんとも会話が弾む。
飄々とした早乙女大将が握る寿司は基本に忠実なストレートな江戸前寿司。近所にあると確実に通いたくなる居心地の良い寿司屋だ。
【食べログ】
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