【天王寺】創業50年、大阪阿倍野の地に根付く超ハイレベルな街の寿司屋「松寿司」

【天王寺】創業50年、大阪阿倍野の地に根付く超ハイレベルな街の寿司屋「松寿司」

 

松寿司  (matsusushi)

大阪新世界で有名な街、天王寺。そこからバスで10分ほど走った阿倍野の下町で店を構える老舗の街の寿司屋「松寿司」。創業50年、年季の入ったかっこいい店構えの寿司屋で、2代目の大将が握る楽しく気さくにおまかせをいただく。

 

 

【アクセス】

天王寺駅からバスで10分

 

 

【コース】

昼おまかせ握り:1万円

 

 

【このお店のスペシャリテ】

・鯛

明石の鯛を塩で水抜きし1日寝かせて。ぷくっとした身はモッチモチで噛めば噛むほど優しいうまみがじわじわと伝わってくる。

 

・赤貝

関空の近く、泉南で獲れた赤貝。独特の臭みがそこまでなく、食べやすく美味い。丸みを帯びたフォルムが可愛い。

 

・サヨリ

サクッ、モチッとした食感が特徴的。ネギの風味も素晴らしい。

 

・まぐろ漬け

千葉県銚子のまぐろ。モチッとしたハードめな食感と、漬けの煮切りの味付けのコラボ。唸るほど、本当に美味い王道ネタ。ここで松寿司の実力をしかと見せつけられた。

 

・トロ

かみごたえがあり、噛むほどにまぐろ特有の酸味が伝わってくる。甘さよりもやや酸の味、これはこれで美味い。

 

・フグの白子丼

高級感のある小丼。ツメが濃く甘めで美味い。ハフハフしながら、シャリの美味さを楽しむ逸品。

 

・ぶり

佐渡のぶりは熟成4日目。この時期は佐渡がいいらしい。小さい個体なので、マグロのような酸味が特徴的。

 

・煮ハマグリ

美味い。ゆずの香りと貝のイキイキとした感じが伝わってきて、生に近い感覚。ハマグリの個性を引き出している。

 

・炙りトロ

見た目はまるで飛騨牛の握り。味も飛騨牛の握り。トロを炙ると牛肉になるというコロンブス的発見をさせてもらった逸品。

 

・レア車エビ

ガツンと美味い。これはたまげた。歯ごたえ、甘み、見た目のいいとこ取りができるのがレアの良さ。悶絶必至。

 

・アナゴ

うぉっ、と驚きのあるアナゴ。口に入れた瞬間にフワッとエアリー感、ホロっととろけて消える。過去食べたアナゴの中でも非常にレベルが高いと驚いた。

 

・トロたく巻

締めは豪華にトロたく。脂の甘さとたくあんの食感は王道のコラボレーション。下町の寿司屋のレベルをはるかに超えている。

 

 

【まとめ】

予想をはるかに上回る美味さ。素材の適性を見極めその良さを引き出す。そんな大将の谷川さんの腕前に脱帽。1万円でつまみ2品、寿司16品は満足度が高い。

店内の雰囲気は街の寿司屋さんらしく、大将やお客と話しながら楽しく笑顔で食べられるところも良い。大阪で時間がある時にふらっと立ち寄りたい、ステキな寿司名店だ。

 

 

【食べログ】

https://s.tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27015415/

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください